さらにレポートは、2019年の対外貿易が、一層厳しく複雑な環境に直面すると予測した。世界経済の下振れリスクの増大と保護主義の台頭が、世界貿易の安定成長にとって脅威となる。現在の中国は、対外貿易発展のファンダメンタルズが良好で、政策環境も継続的に改善され、新たな発展の潜在力を有している。中国は、新たな発展理念を貫き、供給側構造改革をハイクオリティな発展の要求に応え、対外貿易政策を進めることで輸出入企業の負担軽減を図ると同時に、貿易強国の建設を加速し、「5つ(国際市場分布、国内地域分布、対外貿易商品構造、経営主体構造、貿易方式)の合理化」と「3項目(対外貿易モデル転換・高度化拠点、貿易プラットフォーム、国際マーケティングネットワーク)の建設」を推進することで、貿易の新業態と新モデルを育成し、対外貿易の安定的発展と質の向上に努める必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月13日