消費アップグレード、買い物かごの外にも
アリババ・グループのCEOは、今年のダブル11を社会的な大協力と称した。ECと実店舗の連動が増加し、ネットで注文しオフラインで体験し商品を受け取るというショッピングモデルは、オンライン・オフラインショッピングの長所を取り入れ、消費者により良い消費体験を提供している。
銀泰百貨集団が発表した情報によると、銀泰杭州武林本店の出荷倉庫ではダブル11前に、包装済みの荷物が高さ2メートルまで積まれていた。銀泰の作業員、菜鳥網絡の搬送ロボット、宅配員が忙しく働いていた。同店の平日の取扱量は平均3000個余りだが、ダブル11の日は6000個に激増した。同店のダブル11の売上は前年比34.2%増の2億5000万元以上で、過去最高を記録した。
オンラインのように快適に購入できるほか、オフラインの一部のサービスはまさに至れり尽くせりだ。餓了么と口碑は今年のダブル11に、飲食、果物、花、娯楽の現地店舗100万店と連動し、300万人のデリバリースタッフがダブル11に参戦した。ダブル11が始まって9分2秒後、上海の「専星送」デリバリースタッフが同日1杯目となるスターバックスのコーヒーを消費者に届けた。餓了么の「専星送」は同日、全国17都市の1400店舗をカバーした。
消費者はこのような消費方法を、徐々に日常茶飯事としている。アリババの張勇CEOが指摘したように、ビジネスの再定義により、生活が再定義されるのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月14日