中国国家電影局の統計によると、11月25日午後5時27分時点で2018年の中国の映画興行収入は、2017年通年の559億1100万元を上回る過去最高を記録した。
ニュース発表時の2018年全国映画興行収入は559億1400万元と、前年同期に比べ10%超の増加となり、中国産タイトルの興行収入が占める割合は60%に達した。興行収入が1億元を超えたタイトルは73本、うち中国映画は39本。
今年の興行収入トップ5は、「紅海行動(Operation Red Sea)」、「唐人街探索(Detective Chinatown)」、「我不是薬神(Dying To Survive)」、「西虹市首富(Hello Mr. Billionaire)」、「復仇者聯盟:無限戦争(Avengers: Infinity War)」で、最初の4本は中国産タイトルとなる。
「紅海行動」と「唐人街探索」は春節シーズンのヒットタイトルで、興行収入は70億元に上った。「我不是薬神」は30億元以上、「西虹市首富」は25億元の興行収入を得ている。輸入映画では、「復仇者聯盟3:無限戦争」が23億元と、2018年の外国産タイトルでは最高を記録。「侏羅紀世界2(Jurassic World)」は16億9千万元で続くが、最近の状況をみると「毒液(Venom)」が抜くのは時間の問題だろう。