南中国海を中国の太平洋とインド洋に面する重要な対外開放の門戸とする。今年10月中旬に中国国務院が政策措置を打ち出したことで、海南自由貿易区に対する注目度が高まっている。
海南島の加入に伴い、北から南まで、沿海から内陸まで、1カ所から複数個所へと、自由貿易区12カ所で構成される自由貿易圏は、中国をよりハイレベルな対外開放へと導いている。
過去5年にわたり、企業と国民の満足感を尺度に、各地の自由貿易区では行政サービス効率の向上や制度的取引コストの引き下げを通じ、「人々が満足する」改革措置が打ち出された。
商業登記制度改革が企業の創業手続きを簡略化した。天津自由貿易区は全国に先駆けて「一つの部門で一つの印章」を実現し、企業設立登記に関する全ての手続きは1日で完了する。