テクノロジー大手のシスコが発表した報告書によると、インドのスマホユーザー数は2022年に8億2900万人に達し、2017年の4億410万人から倍増する見通しだ。
シスコのビジュアルネットワーキングインデックス(VNI)によると、インドのスマホ台数は2022年に、2017年の16億台から22億台に増加し、ネット接続設備の38%を占める見通しだ。同報告書は「2022年のデータ通信量は、インターネットの32年間の合計を上回る」とした。この予想値は、カウンターポイント・リサーチの9月の予想値を1億2900万人上回る。同社は2022年までにスマホユーザーが7億人を突破すると予想した。
シスコアジア太平洋・日本地域プレジデントは「インドのスマホデータ通信量消費は2022年に5倍に増加する。これはスマホのソーシャルメディア、有料動画、通信、ビジネス応用、従来の音声通信における主導的な地位を証明している」と話した。
電話からスマホへ
インドではフィーチャーフォンから現在のスマホまで急速に発展している。インドは世界で最も成長著しいスマホ市場で、年平均成長率は23%となっている。Canalysの報告書によると、インドはすでに米国を抜き、中国に次ぐ世界2位のスマホ市場になっている。