パキスタン紙「The News」は公式サイトで1日、「40年の改革開放による中国の経済発展への貢献」と題した社説を掲載した。筆者はパキスタンの中国問題評論家ワリ・ザヒド氏で、要旨は次の通り。
2013年、私はパキスタン南部のハイデラバードでパキスタン民航局の新人研修に携わった。研修で私は中国商用飛機有限責任公司(Comac)が今後10年以内にボーイングやエアバスを上回る民間機を製造する計画だ」と説明し、「中国は5年から10年でこのようなことができるだろうか?」と研修参加者に尋ねた。彼らの多くは首を横に振り、「不可能だ」と答えた。「奇跡が起こらない限り不可能だ」と答える者もいた。「奇跡は起こり得る」と私は言った。事実、奇跡は起こった。2017年5月、Comacが製造したC919は初のテスト飛行を行った。
これは中国40年の改革開放の物語だ。どの分野でも、技術から教育・文化まで、中国は世界を驚かせた。
貧困削減と経済発展の2つの分野で、中国は類を見ない奇跡を起こした。