展示されている昔の物品の前で足を止め、今と昔の生活を比較して素晴らしい生活を思い描く参観者
12月4日、「偉大な変革――改革開放40周年記念大型展覧会」に多くの参観者が訪れた。小さな食糧配給切符、紅灯ブランドのラジオ、ネット通販体験エリアなど、展覧会は中国の改革開放政策実施40年来の生活の変化を映し出し、昔の物品の前で足を止める人も多い。
改革開放40年で、人々の消費理念は大きく変化した。昔懐かしい物品が多く展示され、ある参観者は紅灯ブランドのラジオを指差して「家に全く同じラジオがあった。当時は手に入れるのが本当に難しかった」と興奮しながら言った。現在はカラーテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、携帯電話、自動車、パソコンなどの耐久品消費は「少」から「多」へ、ローエンドからハイエンドになった。消費者を引きつけるため、多くの家電企業が電子商取引を積極的に開拓している。展示会で、蘇寧南京無人店は顔認証決済技術の写真を使用し、伝統的な家電企業の科学技術イノベーションを通した消費グレードアップの試みを紹介した。
改革開放政策実施40年で、経済成長と生活レベルの向上に伴い、ファッションもきらびやかになった。服飾の変遷展示エリアでは、過去40年間に流行した数十点の洋服が注目を集めた。北京市民の張さんは青のスポーツウェアを指差し、「若い頃はこのようなスポーツウェアを持っていれば誇らしい気持ちになった」と話した。