今では、洋服の色やデザインが多様化し、個性的になり、製作において工芸が強調され、高級な生地が使用されるようになっている。展示会の天猫マジックミラー体験では大量の洋服を試着できる。カメラに向かって撮影すると、パソコンがその服を着た全身のイメージを自動生成する。試着後にワンクリックで注文することもできて非常に便利である。
改革開放政策実施40年で、住居も大きく変化した。展示されたヒストグラムを見ると、1978年の都市部の1人あたり平均居住建築面積はわずか6.7平方メートルだったが、2017年には4倍以上の36.97平方メートルになっている。北京市豊台区在住の趙さんは、「以前は家族5人で26平方メートルの平屋に住んでいた。冬は炭団を燃やして暖をとり、ガス中毒に注意しなければいけなかった。しかし現在は自分も近所の人も花畑のような住宅地で生活している。今のような生活が送れているのは、政府の政策のおかげ」と話した。
河北省石家荘市在住の馮さんは息子と共に展覧会を見るために高速鉄道で北京に来た。石家荘市から北京まで1時間ほどで到着するなど、以前は考えられなかった。改革開放政策実施40年で、交通が発達し、自家用車が一般家庭に浸透しただけでなく、シェア自転車やインターネット配車サービスなども登場し、外出が便利になった。馮さんは息子に対し、「大きくなった頃には自動運転の時代になっているかもしれない。あなたたち世代の未来はもっと良くなる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月7日