ロボットとAIが作る火鍋、本当に美味しいのか?

ロボットとAIが作る火鍋、本当に美味しいのか?。

タグ:ロボット AI 火鍋

発信時間:2018-12-04 15:43:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 海底撈火鍋が再び話題になっている。今回はサービスではなく、ハイテクによってだ。それは表からは見えない調理場にあった。


 ここの食器はすべて基準化されており、中にチップが埋め込まれている。調理場の設備が見分けやすいようになっている。


 調理場の一番左側には、この店の「秘密兵器」が並べられている。ガラス窓を挟み、18台のロボットアームが並び、棚には各種食品が入っている。機械は注文を受けると、自動的に棚から食品を取り出し外に送り出す。その出口の外にある巨大ディスプレイを見ると、店員が食品をロボットに運ばせていた。彼らの手前には青いディスプレイがあり、各種食品の在庫量などの情報が表示されている。


 説明によると、これらのロボットアームは食器内のチップにより、食品の種類や品質保持期限などを識別できる。品質保持期限に近い、もしくはこれを超過した食品があれば自動的に取り出し、巨大ディスプレイのデータを更新する。


 「調理場のスープ作りでもハイテクが使われている」長さ6−7メートルの自動操作台で、スープ作りがわずか数十秒で完了する。


 人の手によるスープ作りは時間がかかり、味も均等ではなかった。これを機械に任せれば正確な調味が可能で、かつ会員の味の好みを記録できる。辛めもしくは酸っぱめが好みの人がいるが、システムは事前に集めたユーザーのデータに基づき「十人十色」の火鍋を作る。誰もが自分好みの味を楽しめる。


 飲食店にとって最も重要なのは食品安全であり、これはほぼすべての外食企業にとっての「生命線」だ。調理場の衛生には不備があることが多く、消費者の目も届かない「死角」になっている。新技術により、食材のサプライチェーン、調理場の生産とホールでの販売のデータをつなぎ、スマートなサプライチェーン管理を実現する。全チェーンで食品の情報を把握し、食品の品質と安全をさらに保証する。外食企業にとって、スマート飲食店の最も重要な点はサプライチェーンのアップグレードにあり、産業の基準により飲食業界を再構築する。双方の融合により生まれる大きな価値は、飲食業の未来を生む。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月4日


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