輸入博覧会の盛り上がり続く 世界の企業が中国発展の「急行列車」に

輸入博覧会の盛り上がり続く 世界の企業が中国発展の「急行列車」に。

タグ:輸入博覧会 企業

発信時間:2018-12-15 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 第1回輸入博覧会の人気展示品が商品化され、「一帯一路」沿線国の企業が中国発展の「急行列車」に乗り、第2回輸入博覧会は「申し込みブーム」を迎えている。第1回中国国際輸入博覧会が閉幕して1カ月が経つが、世界の企業の情熱は冷めることなく、輸入博覧会はまだ盛り上がっている。

 

6日から365日へ 人気展示品が商品化

 

 上海市の虹橋ビジネスエリアで、輸入博覧会の人気展示品が商品化されている。

 

 500キログラムのスペイン産ハムは輸入後に国内で半年間販売される予定だったが、わずか6日間の輸入博覧会であっという間に売り切れ、藍恩喜諾公司は「嬉しい悩み」に遭遇した。

 

 同社はかつて西洋料理店や高級ホテルなどを主な販売ルートとしていたが、一般向けの販売を試験的に開始し、その効果に任勝楠COO(最高執行責任者)は「予想していなかった」と話す。輸入博覧会の効果を迅速につかむため、同社は急いでスペインから買い付け、新鮮なスペイン産ハムを上海に空輸してもらい、虹橋輸入商品展示取引センターで一年中の保税展示と小売業者への販売を行う準備に取りかかった。EC企業に進駐し、体験店を開設し、2019年の第2回輸入博覧会の契約などを徐々に進めているという。

 

 藍恩喜諾公司と同様、輸入博覧会後に数キロ離れた虹橋輸入商品展示取引センターに移った世界ブランドは40以上ある。オーストラリア、グルジア、イタリア産ワイン、イギリスのケンダミル製粉ミルク、米国のテスラ自動車、ウクライナ産のチョコレートとひまわり油などが商品化に着手している。

 

 上海虹橋ビジネス区管理委員会商務発展処の朱瑩華副処長によると、虹橋輸入商品展示取引センターは「ブランド管理、価格管理、品質管理」の3つの制度に基づいて設計し、進駐するブランドは専門家委員会のブランド価値、商品の仕入先、経営能力などの審査を受ける。賃貸無料の保税倉庫と各種の優遇策を通して進駐する輸入博覧会出展業者、国内外の企業と貿易機関は低コストで保税展示取引を行い、中国市場を開拓することができる。現有の保税倉庫を拠り所に、第1期のB型保税倉庫の機能模索常態化保税展示取引モデルを土台に、2019年に5万平方メートル以上の保税倉庫第二期を建設し、ビジネス区内外の多くの企業に恩恵をもたらす見通し。



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