中国のスマート製造試験モデルプロジェクト、対象は92業種に

中国のスマート製造試験モデルプロジェクト、対象は92業種に。

タグ:中国製造

発信時間:2018-12-16 15:28:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 先ごろ開催された全国スマート製造試験モデル経験交流テレビ電話会議で、中国工業情報化部(工信部)副部長の辛国斌氏は、2015年に工信部がスマート製造試験モデル特別行動を始めてから、キー部分への注力、企業内活力の喚起、規格先行の重視、システム解決プランの検討を通じて、キー技術分野のブレークスルーや産業の協同イノベーションの促進、行動モデル転換・高度化の推進、特色ある区域スマート製造発展ルートの形成を図り、社会投資の導入などにおいて大きな成果を得たとの見解を示した。現在までに、スマート製造試験モデルプロジェクトは計305件選出され、その対象は92業種に広がる。


 現在、中国の製造業発展の外部環境と原動力には大きな変化が起こり、グローバルバリューチェーンのミドル・ハイエンド化とコア競争力向上へ向かう大切な時期にある。辛国斌氏は、新たな状況のなか、スマート製造のイノベーション発展を着実に進め、統一的な協調を強化することで、スマート製造を深く発展させる必要があると指摘。不足分野の補強、スマート製造サポート能力の持続的強化、スマート製造の生態体系育成を図り、ニッチ業種への応用普及を早期に進める方針を示した。また、開放・協力を拡大し、国際協力の段階と水準を高めなければならないとしている。


 辛国斌氏は、世界の産業変革の新たな情勢を良く理解した上で、中国の製造業発展が直面する新たな試練をはっきりと認識し、新たな科学技術革命がもたらすチャンスをしっかりとつかむ必要があると話した。スマート製造を中心に、社会資源を集め、多方面の力を結集し、イノベーションを強化することで、世界の技術要素と市場要素の配置方式を大きく変え、製造業の産業モデルと企業形態の根本的な転換促進を図るとしている。 


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月16日


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