海外メディアによると、中国は40年前に海外への門戸を開き、「社会主義市場経済」の道を歩み始めた。中国のあらゆる面での指数関数的な急成長はここから始まった。
仏週刊誌「L'Express」は17日、「40年足らずの間に、中国のGDPは急成長を遂げ、期間中の年平均成長率は10%に迫った」と報じた。
報道によると、中国はすでに商品・サービスともに最大の輸出大国に躍進し、2017年の輸出総額は2兆2600億米ドルに達した。1980年の輸出額は約200億米ドルだった。
また、中国経済の活力も多くの投資家を引き寄せた。1980年に中国が導入した外資はほぼゼロだったが、2017年は1000億米ドルを超えた。
今日の中国人は40年前に比べて遥かに豊かになった。中国の家計消費も大幅増加した。携帯電話利用者数も爆発的に増加し、2017年の携帯電話保有台数は100人あたり102.5台に達した。
この40年で、中国人の寿命も大幅に延びた。1979年の平均寿命は66歳だったが、2016年は76歳になった。
スペイン中国政策観察センターは公式サイトで16日、「改革開放40年で、中国は世界で最も貧しく、平均所得が非常に低く、外国からの投資がゼロという国から、GDPが米国に次いで世界2位の経済大国に変貌した」と報じた。
報道によると、中国は1978年から現在に至るまで、年平均10%のGDP成長率を維持し、多くの危機を乗り切ってきた。
統計によると、2017年の中国の経済成長率は6.9%で、2011年以来初めて成長が加速した。それは発展モデルが転換したためで、経済競争力に及ぼす一時的な影響も和らいだ。