改革開放40年の成果を評価するには、経済指標だけでなく、社会や教育、科学技術の発展の成果を見る必要がある。中国人の生活水準も大きく変化している。アミーナ・J・モハメッド国連副事務総長は、「中国は40年で8億人を貧困から脱却させたが、この数字は世界の貧困脱却人口全体の70%以上にあたる」と指摘した。
中国は教育分野でも世界のトップレベルにある。中国はハイテク強国を目指して長期戦略を実施し、質の高い教育が如何に自国と地域の経済成長を促すかを証明した。中国にはアジア最大の教育システムがあり、小中学校で基礎教育を受ける児童生徒数は合計1億8200万人に上る。2015年の小学校就学率は99.9%に上った。
また、ある世界大学ランキングでは、中国から清華大学、北京大学、浙江大学が世界のトップ100にランクインし、上海交通大学も101位だった。
報道によると、上記の指標は所得や健康、教育を評価基準としてまとめた人間開発指標(HDI)だ。国連の統計によると、2014年の中国の人間開発指標(HDI)は0.727で、188の国と地域のなかで第90位と、人間開発の水準が高いグループに入った。うち、経済発展の同指数への寄与率は56.3%に上った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月21日