記者の「トランプ米大統領は中国が米国製自動車に対する追加関税を停止することに歓迎を示し、より壮大かつ全面的な貿易協定を近く締結すると話した。商務部はこれをどう評価するか。中米の話し合いの進展状況はどうか」という質問に対し、高峰氏は「双方の作業チームは集中的に話し合いを行っている。我々は、互いに配慮し、共に努力し、歩み寄れば、首脳会談での共通認識を実現できる」とコメントした。
また、「国務院関税税則委員会は2019年1月から3月31日までの3カ月間、米国製自動車と部品、211税目に対する追加関税を停止することを決定した。米国通商代表部も、中国の2000億ドル相当の中国製品を対象に追加関税を10%から25%に引き上げる時期を2019年3月2日0時に延期した。これは中米経済貿易交渉においてどのような意味を持つか。話し合いが有利な方向に進んでいることを意味するのか。中米双方はこの貿易戦を終わらせることはできるのか」という質問に対し、高峰氏は以下のように回答した。
中国側は、米国通商代表部が中国製品に対する追加関税を25%に引き上げる時期を2019年3月2日に延期したことを歓迎している。また、中国側の米国製自動車の関税引き下げも双方の共通認識を実行する措置の1つである。双方はここまで、自主的に措置を講じ、プラスのシグナルを発しており、これは話し合いを順調に進める上で重要な条件である。双方の話し合いの目的は経済貿易摩擦問題を適切に解決することである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月21日