中国工業情報化部(工信部)賽廸研究院と中国国際電子商務センター研究院は先般、「中国企業電子商取引調達発展レポート(2018)」(以下、「レポート」)を発表した。「レポート」によると、2018年の中国企業の電子商取引調達市場規模が約3600億元に上り、前年同期に比べ80%増加した。
調達製品種別をみると、企業による消費汎用型製品・サービスの電子商取引調達の利用が拡大し、取引額は前年比62%増の1500億元超に上った。購入プラットフォームでは、総合型プラット―フォームの取引額が垂直型プラットフォームを上回る2千億元に迫り、複合年間成長率が83%に達した。「レポート」は企業の電子商取引調達について、インターネットプラットフォームが個人消費市場から企業消費市場に広がったことを示していると指摘した。
ここ数年にわたるデジタル経済の発展加速に伴い、産業インターネットが盛んになった。「インターネット+」がますます重要な価値を示し、中国企業のデジタル調達時代へと向かう動きが加速している。