■「復興号」にみる科学技術イノベーション
2018年12月22日、「中国鉄道技術革新成果展」が北京国家鉄道試験センターで開幕し、中国が自主開発した最先端の鉄道関連設備が数多く展示された。時速350キロ17両編成の長大編成列車、時速250キロ8両編成の列車、時速160キロの動力集中型列車など、様々な高速鉄道車両「復興号」の新型動力車が初めて公開された。
中国鉄路総公司の関連部門の責任者によると、17両編成の長大編成列車は全長439.9メートル、定員1283人と16両編成を7.5%上回る輸送能力を持つという。この列車は駅のプラットホームの長さや点検・修理設備、変電所の容量といった既存の設備条件に合わせているほか、点検・修理・保守技術も既存の時速350キロの「復興号」に合わせ、車体やボギー、トラクションなどのシステムや部品は汎用化されているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月13日