調査会社ニールセンと支付宝(アリペイ)は21日、昨年の域外観光市場における中国モバイル決済の発展及びすう勢に関する白書を共同発表した。中国人旅行客の取引額全体に占めるモバイル決済の比率は32%で、初めて現金を上回った。
支付宝海外オフライン決済はすでに世界の40カ国・地域をカバーしている。これには食事、娯楽、移動、ショッピングなど各分野の数十万店が含まれ、さらに世界の80以上の空港で税金払い戻しが受けられる。観光客はアンケートの中で、「海外を訪れると至るところに青色のQRコードがある。旅に必要なのは携帯電話だけで、財布はあまり使わない」と記した。
同白書によると、60・70年代生まれも海外消費方法で時代遅れになっておらず、その68%が海外旅行でスマホ決済を利用する。これは80・90年代生まれとほぼ同じ割合だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月23日