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発信時間：2019-01-29 11:42:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国国家統計局が1月28日に発表した工業企業財務統計によると、2018年の全国工業企業（一定規模以上）利益総額は前年比10.3％増で、伸び率が1－11月期を1.5ポイント下回ったが、全体的に高い水準を保った。12月単月では前年同期比1.9％減の6803億3千万元。

　ここ5年の工業企業利益をみると、2014年は3.3％増、2015年は2.3％減、2016年は8.5％増、2017年は21％増。2018年は前年の大きな伸びをベースに、引き続き高い水準を保った。

　工業企業利益の安定的な伸びは、マクロ経済の持続的な安定成長と密接に関連している。2018年は世界経済が多くのリスクと困難に直面し、中国国内の改革任務も煩雑だった。こうしたなか、中国のGDPは90兆元の大台を初めて突破し、不変価格ベースの成長率は6.6％と、2018年年初に定められた「6.5％前後」の成長目標を達成しただけでなく、世界五大経済国で最も高かった。

　マクロ経済の安定運営は、工業企業の生産を全体的に安定させるマクロ環境をつくった。2018年の全国鉱工業生産は6.2％増の合理的な水準を維持。工業大分類41業種のうち多数の業種が生産高増加のトレンドを保った。また、統計対象となる主要工業製品596種のうち364種の生産量が前年に比べ増加し、その割合は61.1％に達した。工業生産の安定は、利益の安定的な伸びを支えており、2018年は工業大分類41業種のうち32業種の利益が前年に比べ増加した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年1月29日

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