また、各試験地区では応用シーンを拡大するための検討が進められ、一部の先行地区では複数の民生サービスを通じて、電子カードの能力を一層発揮させている。紹介によると、電子社保カードアプリは、人社部の102件に上る社保カードアプリサービスリストに照らし合わせ、実物カードアプリをベースに、電子社保カードの身分認証、費用納付・決済、手続きなどの重要な機能を果たすことになる。
2018年末時点で、中国全土の社保カード所有者は12億人を超え、全人口の88%に達した。人社部責任者は、電子社保カードの普及に伴い、社保カードのオンラインとオフラインを融合したアプリサービス体系が全面的に構築されると、カード所有者が社保カードの多様なサービス体系に身を置けば、より広範、細密、親切なサービスが受けられるようになるとの見通しを示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月31日