ロイター通信によると、世界の自動車メーカーは5-10年内に電気自動車(EV)事業に3000億元を追加投資する予定となっているが、うち45%の約1350億ドルが中国に集まる見通しだ。中国はEV割当制度、クレジットスコア、奨励措置によりEVの生産及び販売を大幅に拡大している。
情報によると、中国は数十年に渡り、自動車エンジン技術で主導的な地位を占めるドイツ、日本、米国のメーカーを追いかけてきた。今や中国はEV研究開発の先頭に立つ準備を整えた。フォルクスワーゲン(VW)グループのディエスCEOは、VWの未来は中国市場によって決まると述べた。
ディエス氏は「中国は世界の自動車強国の一つになる。当社は、現在の中国は次世代自動車を開発する最高の時期を迎えていると判断している。当社は適した技能を見つけており、これらの技能は欧州やその他の地域の一部にしか備わっていない」と述べた。