綱要は、粤港澳大湾区は香港・マカオ・広州・深センという中心4都市を中核エンジンとした。「京津冀」(北京市・天津市・河北省)や「長江デルタ」には、まだこのような位置づけがない。これは粤港澳大湾区が多くの主要エンジンによりけん引される発展構造であることを意味している。
また綱要には、中国都市計画設計研究院の羅彦氏の予想を上回る部分があった。例えば、快適な生活圏に関する非常に詳細な政策だ。羅氏は、この部分の内容は、粤港澳大湾区計画が今になりようやく発表された主因と判断した。粤港澳大湾区の計画は、広東省・香港・マカオの人員流動の制度的なボトルネックを解消し、スムーズで便利な雇用、創業、養老などを実現するため非常に多くの力を注いでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月19日