テスラの中国収入が1割減 ModelSも北京と上海で千台に届かず

テスラの中国収入が1割減 ModelSも北京と上海で千台に届かず。

タグ:中国自動車市場

発信時間:2019-02-21 18:42:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国の電気自動車大手テスラは中国市場で収入が下落している。最新の2018年決算によると、同年の中国エリアでの収入は17億5700万ドル(1ドルは約110.7円)で、前年同期比13.3%減少した。それに対して、17年は同90%増加だった。統計データを検討すると、テスラの主力車種ModelSは中国最大の新エネルギー自動車市場である北京市と上海市でさえ、引き渡し量が1千台に届かない。業界の専門家は、「テスラが19年に直面する競争の圧力はさらに増大するだろう」と予想する。第一財経網が伝えた。

テスラは米国時間の19日、米証券取引委員会(SEC)に18年決算を提出し、それによると同年の営業収入は214億6千万ドルだった。注意しなくてはならないのは、中国はテスラにとって2番目の消費市場でありながら、「関税」などの影響により、売上高が前年より減少し、中国エリアでの収入が同13.3%減少の17億5700万ドルになったことだ。テスラ中国は20日、こうした18年の中国エリアの収入に関するデータは事実であると認めた。

17年のテスラの中国市場での動きには目を見張るものがあった。同年の世界営業収入は120億ドルに迫り、前年より48億ドル以上増加した。中でも中国市場がことのほか好調で、16年に比べて90%以上増加し、テスラにとって中国は世界で最も急速に成長する市場になった。

販売データを分析するとわかるのは、単価が高く、車種が少ないことを特徴とするテスラの最主力車種ModelSとModelXは、18年には中国市場での売れ行きが伸び悩み、地域ごとの違いも際立ったことだ。

1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで