重要なマクロ経済指標の一つである物価も、全体的に安定した流れを見せた。1月の消費者物価指数(CPI) は前年同月比1.7%上昇、前月比で0.5%上昇となった。国家統計局の寧吉喆局長は「今年は物価が緩やかに上昇すると予想できる」と述べた。
また1月には中国の製造業購買担当者指数(PMI)がやや上昇し、非製造業ビジネス活動指数も2カ月連続で上昇し、上昇幅がやや拡大した。うちサービス業ビジネス活動指数が大幅に反転上昇し、サービス業の景気指数が7カ月ぶりの高水準に達した。業界内では、PMIデータは経済安定回復の流れをある程度反映していると指摘された。
外資導入について、1月の全国の実行ベース外資導入額は前年同月比4.8%増の841億8000万元で、ハイテクサービス業は113.4%の成長率を記録した。資本市場について、外資の進出のペースが目に見えて上がっている。1月の「滬深港通」の北向き資金の純流入額は計600億元を上回り、株式市場相互乗り入れ制度の始動後で最大の月間純流入額となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月22日