中国、2025年までに全国林業の生産高50%増を目指す

中国、2025年までに全国林業の生産高50%増を目指す。

タグ:林業 生産高

発信時間:2019-02-23 09:16:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   国家園林草原局はこのほど、『林草産業の質の高い発展の促進に関する指導意見』を公布し、2025年までに林草資源合理的利用メカニズムを形成し、全国の林業総生産高を50%に引き上げ、経済林製品の生産量2億5000万トン、林製品の貿易額2400億ドルを目指すと示した。

 

 『意見』は、森林産業の発展推進に関する主な取り組みを明記。今後数年、中国は国家備蓄林を重点に、大木と貴重品種の木の栽培を推し進め、木材高級能力を絶えず高める。モデル基地を創設し、特徴的な優位産業クラスタを形成し、経済林と花産業の質と効果の向上を推進する。林下経済モデル基地を形成し、林下経済の質管理レベルとブランド構築能力を引き上げる。特殊養殖を規範的に発展させ、非重点保護動物を中心とした特殊養殖基地と養殖業者を育成する。リーディングカンパニーの栽培・養殖・加工サービス一体化、産学官連携の各種林業連盟の構築を奨励する。森林生態観光の発展に尽力し、国家森林道、特徴的な森林生態観光路線、新興の森林生態観光地ブランドを構築する。森林療養基地の質評価基準の実施を推進し、国家森林療養基地を創設する。壮大な草産業を育成し、退牧還草(遊牧・放牧制限による草原保護)プロジェクトを継続し、草原生態修復プロジェクトを始動し、天然の草原資源を保護する。草原観光を発展させ、美しい草原ブランドのPR活動を行い、草原観光商品を開発する。

 

 また『意見』は、林草産業発展の推進に関する保障措置を明記した。経営主体の壮大化、投入メカニズムの整備、金融サービスの開拓、市場構築の強化、科学技術支援の強化、「放管服改革」(行政簡素化と権限委譲、監督管理の強化、サービスの最適化)の深化、質の安全維持、国際協力の強化などを通し、林草産業の質の高い発展を全力で推し進める。新型の林業経営体系の構築を加速化し、リーディングカンパニーを育成し、「企業+提携機関+農家」という林草産業化経営モデルを発展させる。森林と草原の生態効果の市場化補償メカニズムを革新し、社会資本を林草産業に導入する。林権担保貸付の規模拡張、林草産業経営利益権の担保貸付と生態保障権益の担保貸付を推し進める。『インターネット+」の形式を普及させ、林草製品のEC体系を構築し、ECサイトを設立し、ビッグデータの応用を強化し、オンライン・オフラインの融合発展を促進する。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月23日

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