アジア陸上掘削最深記録、中国が8588メートルで更新

アジア陸上掘削最深記録、中国が8588メートルで更新。

タグ:中国油田

発信時間:2019-02-27 15:21:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 中国石油化工集団(中国石化)が発表した最新情報によると、その傘下の西北油田に所属する順北油ガス田の「順北鷹1井」でこのほど、深度8588メートルの掘削が実現された。アジア陸上掘削最深記録を更新し、今月14日の「順北5−5H井」の8520メートルという記録を塗り替えた。これは中国が世界先端の超深度掘削技術を系統的に把握したことを意味する。


 情報によると、順北油ガス田の埋蔵深度は全体的に8000メートルを上回り、アジアの陸上で最も深い油ガス田と確認されている。その所在地であるタリム盆地は断裂帯の運動の影響を受け、地層が極めて複雑であり、井の底部の温度が高く、掘削が困難といった特徴を持つ。


 これを受け、西北油田石油工程技術研究院は試験と革新を重ね、超深度掘削技術を形成した。これはドリルにGPSを設置したようなもので、深度8000メートルの地下3次元空間において、正確かつ自在に標的を掘削できる。超深度井技術の順北1−2H井における応用成功後、7カ所の井でも使用され、徐々に改良された。


 情報によると、順北油ガス田は2016年の発見から現在まで、30本近くの超深度井の掘削を終えている。年間70万トンの生産能力を形成しており、昨年の原油生産量は52万トン以上に達した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月27日

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