A株上場企業の2018年本決算の発表がピークに差し掛かるなか、一部では早くも2019年第1四半期の業績見通しを発表している企業もある。東方財富のまとめによると、2月27日時点で38社が2019年第1四半期の業績見通しを発表しており、うち31社が業績好調(18社が増益、12社が微増、1社が黒字転換)の見通しで、その割合は81.58%と8割を超えた。
上記の業績好調企業のうち、11社が2019年第1四半期決算で純利益倍増の見通しだ。うち、益生股フェン(002458)の増益率が最大で、19年第1四半期純利益は3億2千万-3億4千万元、前年同期比での伸び率は2919.27%-3107.97%と、最高で30倍以上の伸びとなる見込み。同社は、「近年、中国の白羽肉鶏は優良品種の導入が遅れ、19年第1四半期も供給不足が続いている。そのため、同社が主力とする親鶏肉用若鶏と商品肉用若鶏の価格が前年同期に比べて大幅上昇した」とコメントした。
益生股フェンの2018年本決算純利益は前年比216.91%増の3億6300万元と、大幅増益を実現し、同社の株価も急騰している。2月26日の取引終了時点で、値上がり率は年初来累計で142.44%に達した。