全国人民代表大会代表で陽光控股董事局主席を務める林騰蛟氏は、「より多くの世界的な民営企業を育て国家戦略とすべきだ」と指摘。民営企業の「走出去」(海外展開)を支援することは、国際市場においてより良い「中国のイメージ」を確立するのにプラスになるとの見方を示した上で、次のように述べた。
「中央企業は「一帯一路」の重要インフラ整備事業において、民営企業を動員して、より多くの優良企業に「借大船出海」(大きな船を借りて海に出る)という機会を与えるべきだ。国有企業と民営企業が協力しあって、各々の強みを発揮し、中国のグリーン製造やスマート製造の世界展開を図るのがよい。
国の関係各部・委員会に対し、グローバルな視点で将来を見据え、関連政策を実施して、中国の起業家が企業家精神とその価値を発揮できるよう励ますよう提言したい。企業家により大きな活躍の場を与え、壮大な夢を抱かせ、偉業を成し遂げさせるのが望ましい」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月9日