郭暁蓓氏は、「QFIIとRQFIIに信用取引への参加が認められれば、取引の利便性が高まり、証券や資金の回転が加速、資金利用率が高まり、クロスボーダー資金の流れの停滞による株式指数ファンドの取引障害も減少する。また、これにより国際的な成熟した経験を活かして合理的な株価水準がわかるようになれば、海外投資家の参入意欲も喚起され、市場の流動性が高まる」とみている。
郭暁蓓氏はこのほか、「QFIIとRQFIIに金融先物・商品先物・オプション取引などデリバティブへの投資が認められれば、海外投資家に利便性の高いリスク回避ツールが提供されることになり、長期的に多様な投資家を呼び込むことができる。デリバティブ市場の投資家も多様になり、価値発見力が向上すれば、国内市場の健全な発展を後押しする」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月13日