「『外商投資法』の制定は、これまでばらばらだった法律を一本化するとともに、国際法体系に近づけるもので、中国の全面的な対外開放というニーズに沿ったものでもある。
また、質の高い発展を求め、外資導入をこうした新たな段階に引き上げるには、公平公正な競争環境づくりが必要となる。『外商投資法』によって法治化された市場環境をつくることは、外資を呼び込む上で有利になるだけでなく、中国系企業が競争し成長する上でも有利になる。
さらに、科学技術革命が進展するなか、様々な分野で良好な競争環境づくりと新たな産業の進出が求められるようになってきた。マネジメントに関する考え方を時代に合わせ、世界の主要企業による中国進出を促し、中国での投資や研究開発を支援する必要が出てきたなか、法律による制度的保障というのは外資にとって最も確かな支援になるだろう」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月20日