3大通信事業者の財務諸表が発表、利益は1日平均で約4億900万元

3大通信事業者の財務諸表が発表、利益は1日平均で約4億900万元。

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発信時間:2019-03-22 14:27:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国移動は21日、2018年度財務諸表を発表した。これにて3大通信事業者の2018年度財務諸表が出揃った。


 中国移動の昨年の売上高は前年比1.8%増の7368億1900万元、純利益は3.1%増の1177億8100万元。中国聯通の売上高は2908億7700万元、純利益は458%増の102億5700万元。中国電信の売上高は3%増の3771億2400万元、純利益は13.9%増の212億1000万元。


 計算によると、3大通信事業者の昨年の売上高は1兆4048億2000万元、純利益は1492億4800万元で、1日平均約4億900万元。


 記者の調べによると、3大通信事業者の収益性は前年より高まった。3大通信事業者の2017年の利益は1日平均約3億6500万元。


 中国移動のユーザー数は2018年末現在で9億2500万人で、うち4Gユーザーは7億1300万人。中国聯通のユーザー数は3億200万人で、うち4Gユーザーは2億2000万人。中国電信のユーザー数は3億人で、うち4Gユーザーは2億4000万人。


 注意すべきは、ユーザーによる携帯電話のデータ通信量が依然として高い伸び率を示していることだ。中国移動は前年比182.1%増で、2018年12月の4Gユーザー1人平均データ通信量は6.6GB。


 中国聯通のユーザーによる携帯電話のデータ通信量は1.8倍増となり、1人あたりの月平均データ通信量は6GB。中国電信のユーザーによる携帯電話のデータ通信量は3倍弱に増え、4Gユーザー1人あたりの月平均データ通信量は5.5GB。


 工業・情報化部のデータによると、昨年通年のモバイルネットワーク利用者の月平均データ通信量は4.42GBで、2017年の2.6倍となった。12月は6.25GBにのぼった。


 2019年に実施予定の5Gプレ商用化は、政府によって今年の通信業界の重点作業とされた。記者の調べによると、3大通信事業者は今回の財務諸表で、5Gの進展について言及した。


 中国移動は「5Gネットワークの試験と業務応用実証を引き続き推進し、年内5Gプレ商用化を保証する。産業内の各社と協力し5G製品及びビジネスモデルを模索する。当社は2019年の総接続規模20億突破を実現するため努力する」と表明した。


 中国聯通は「当社は重点都市における5G外部試験と応用の模索を積極的に展開しており、試験規模を適度に拡大している。5G許可証発行のペースに合わせ、5G関連資源の改造を急ピッチで進めている。同時に5G共同建設・共有による建設コストの削減を検討・推進している」と表明した。


 中国電信は「すでに各地で大規模ネットワーク構築試験を展開しており、音声通話、4G・5G互換性、設備相互接続などの面で初歩的な進展を実現している。5Gのスマート都市、自動運転、産業のインターネットにおける応用を積極的に模索している」と表明した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月22日

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