中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)で、健康中国の建設を進める方針が打ち出され、「五位一体(経済、政治、文化、社会、生態文化の建設)」と「四つの全面(全面的な小康社会構築、改革深化、法治国家、党内引締)」を手始めに、今後に向けて国民の健康を一層保障する制度的な段取りが整えられた。中国は2016年に「『健康中国2030』計画綱要」を発表し、政策の恩恵を持続的に拡大している。
インターネットの発展は、中国の健康産業を大きく飛躍させた。2015年3月に中国は「全国医療衛生サービス体系計画綱要(2015ー2020年)」を発表し、モバイルインターネット、IoT、クラウドコンピューティング、ウェアラブル端末などの新技術を積極的に応用し、全国民に恩恵が及ぶ健康情報サービスとスマート医療サービスや、健康ビッグデータの応用を進める方針を打ち出した。昨年4月には「『インターネット+医療健康』発展促進に関する意見」を発表し、「インターネット+医療健康」産業の発展を推し進めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月31日