「世界情勢が目まぐるしく変わり、グローバル化が新たな苦難と困難に直面するなか、『一帯一路』は新しい協力モデルをつくり、各種の協力メカニズムを活発化することで、多くの協力実績を上げて区域経済の発展を促進し、グローバルガバナンスに役立つ中国のプランを示した。このプランは今、ますます多くの国の理解と支持を得ている」と中国社会科学院「一帯一路」主任の李永全氏は話した。
「一帯一路」構想は打ち出されてから現在までに、多くの国家、地区、組織、企業の積極的な参道と深い参与を得てきた。
中国社会科学院が発表した「一帯一路」総報告によると、「一帯一路」建設は、中国と中央アジア、コーカサス、西アジア、南アジア、アフリカ、北欧地区との二国間及び多国間の関係構築を進めた。5年間で、中央アジア各国の「一帯一路」に対する認識が次第に強まった。
専門家は、中国がコーカサス各国と「一帯一路」の枠組下で協力を急速に発展させ、二国間貿易と投資が着実に伸び、制度構築、相互接続、生産能力協力で多くの成果を得たとの見方を示す。「一帯一路」を通じて、中国と西アジア各国はインフラ建設、エネルギー産業、金融協力など複数の分野で多様な協力を展開し、連動して発展する構図をつくった。南アジアは「一帯一路」沿線の重点地区で、中国・パキスタン経済回廊、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊はいずれも「一帯一路」を構成する重要な部分となる。