特に、中国とアフリカは、「一帯一路」協力の注目ポイントだ。同報告は、中国・アフリカ協力が「先行試験」モデルから「一帯一路」国際協力の模範に変わったと指摘した。また、北欧諸国は、地理的に中国と大きな隔たりがあるが、「一帯一路」を通じた自国の発展を積極的に模索している。
中国社会科学院工業経済研究所研究員の郭朝先氏は同報告で、5年間で中国と「一帯一路」関係国との生産能力協力が進み、その規模が持続的に拡大し、重大な代表的プロジェクトが始まったと紹介した。域外経済・貿易協力区が急速に発展すると共に、その分布には「分散と集中」の特性がみられるほか、協力分野が広がり、参与主体の多様化も進んだと指摘。東部地区が中国企業の「走出去(海外進出)」の中心地で、中西部地区の潜在力も大きく、「一帯一路」生産能力協力と中国-中東欧「16+1」や中国・アフリカ生産能力協力が協調して発展していると説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月8日