第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが4月下旬に北京で開催される。ロマノフ氏は、参加者が運営中プロジェクトの効果と発展の見通しに注目しており、対話チャンネルを拡大し、プロジェクトの新たなニーズを話し合うことでプロジェクト推進の細かい問題の解決に備えることを期待しているとの見方を示した。
また、「専門家からみると、『一帯一路』プロジェクトの一部はすでに二国間の範疇を超え、多国間協力が必要となっているため、二国間協力を多国間協力に広げることが必要だ。今まで以上に各協力パートナーの提案を広く聞き入れ、力を合わせて、各パートナーの利益を保障しなければならない」と話した。
ロマノフ氏は、「2013年の構想発表から今後に至るまで計画と実施が進み、『一帯一路』建設の協調が強化され、沿線国が『一帯一路』の含意と目標に対する理解を次第に深めている」と説明した。その上で、中国の急速な発展がアジア、ひいては世界に非常に大きな変化をもたらし、各国と中国がお互いの文化や発展計画に強い興味を抱いていると指摘。「一帯一路」建設のなかで、沿線各国の発展の要求が持続的に融合し、これが活力を生み出しているとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月10日