中国の第1四半期の貿易データがこのほど発表された。税関の統計によると、今年第1四半期の中国の貿易総額は7兆100億元で前年同期比3.7%増加し、安定したスタートを切った。うち、3月の貿易総額は2兆4600億元で9.6%増となり、第1四半期の伸び率回復を後押しした。民間企業の第1四半期の貿易額は2兆8400億元で9.9%増加し、貿易の安定した増加の主な原動力となった。税関総署は、貿易の安定をさらに支援し、新ラウンド越境貿易便宜化特別行動を展開し、効果向上・コスト削減刺激策をの実施を加速すると明かした。
税関総署の報道官で統計分析司司長の李魁文氏は、「貿易の発展支援において、多くの刺激策を予定している。税関は通関ビジネス環境の合理化を進めており、新ラウンド越境貿易便宜化特別行動を展開し、貨物の通関時間を縮小し、輸出入にかかるコストの削減を推し進め、監督管理証明を簡素化し、効果向上とコスト削減で企業も満足感を高め、貿易の安定した質の向上を促進する」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月15日