中国各省競争力ランキング 広東省と蘇州市のGDPが9兆元台に

中国各省競争力ランキング 広東省と蘇州市のGDPが9兆元台に。

タグ:経済モデル 格差 競争 ランキング

発信時間:2019-05-01 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 供給側構造改革の推進の掘り下げと一連の地域協調発展戦略の実施に伴い、中国の地域発展構造には近年、積極的な変化が生じている。西部地区全体の競争力が向上し、中部地区が急台頭し、東部地区の経済モデルチェンジ・アップグレードの流れが顕著になっている。東部・西部の格差がやや縮小し、全体的な構造の改善が続き、共に前進する新たな流れを示している。同時に地域経済の発展も、省間の競争構造の不均衡、「収縮型」都市の出現、南北の経済格差の拡大といった新たな課題に直面している。


 中国では現在、一国と同じ規模の富を持つ省が増えている。昨年のGDPを見ると、中国トップ3の広東省、江蘇省、山東省の経済規模は豪州やスペインに近く、さらにはやや上回っているほどだ。中国の多くの省が猛追を続けている。省間の競争は中国経済が終始、強い動力を維持している理由の一つと分析する声もある。


 全国経済総合競争力研究センターはこのほど「中国各省競争力青書」を発表した。青書は13年連続で発表された。最新の省競争力ランキングはどのようになっているのだろうか。例年と比べどのような新しい見どころがあるのだろうか。どのような課題が存在するのだろうか。


 広東省と蘇州市が「9兆元クラブ」に仲間入り


 中国で最も高い実力を持っているのはどの省だろうか。答えは一つだけではないかもしれないが、多くの人が広東省を挙げるだろう。青書は2016−17年の中国本土の31の省級行政区の経済総合競争力ランキングを作った。広東省はその中で首位になった。


 福建師範大学元校長、青書編集責任者の李建平氏によると、いわゆる省経済総合競争力とは一つの省(直轄市・自治区)の全国範囲の資源に対する魅力、市場に対する争奪力、周辺地域への影響力・けん引力を指す。経済総合競争力の枠組み内で、GDPはもはや唯一の指標ではなくなっている。マクロ経済、産業経済、持続可能な発展、財政・金融、知識経済、発展環境、政府の力、発展水準、統一調整などの、具体的で影響を及ぼす各種指標について総合的に考慮する必要がある。


 青書によると、広東省はマクロ経済、産業経済、知識経済などの具体的な指標で上位につけている。特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願件数、有効発明特許件数で全国一になっている。また全省のハイテク企業は4万社以上で、ハイテク技術製品の生産高は前年比10.0%増の7兆4000億元。


 広東省の他にも、長江デルタの省も高い競争力を維持している。江蘇省、上海市、浙江省が上位につけている。江蘇省のGDPは2017年に8兆元、2018年に9兆元を突破し、広東省と並び全国で「9兆元クラブ」の仲間入りを果たした全国で2つのみの省になった。また同省の先進製造業、科学技術革新なども高い成長率を維持した。2018年には新エネ車、都市レール車両などの新製品の生産量が2倍以上に増加した。全省の50件のプロジェクトが国家科学技術賞を受賞し、数で全国最多となった。

 

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