第1四半期の外資導入、規模が拡大し質も向上

第1四半期の外資導入、規模が拡大し質も向上。

タグ:外資導入

発信時間:2019-04-30 16:16:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国商務部が29日に開いた定例記者会見において、王受文副部長兼国際貿易交渉副代表が開示したデータによると、今年第1四半期の全国外資導入額は前年同期比6.5%増の2422億8000万元にのぼった。


 規模拡大と同時に、質の向上も続いている。データによると、製造業の外資導入額は753億6000万元で、12.3%という成長率で全体を大きく上回っている。うちハイテク産業は4.6%増の666億4000万元。ハイテク製造業は14.8%増の259億7000万元。ハイテクサービス業は88%増の406億7000万元。


 世界経済が低迷し、中国経済が依然として鈍化の圧力に直面しているが、先進国の対中投資は加速を続けている。王氏によると、今年第1四半期の米国の対中投資は65.6%増と大幅に拡大した。ドイツは80.6%増、オランダは65.9%増、韓国は73.6%増。5000万ドル以上の大型プロジェクトが成長を維持し、金額にして前年同期比2%増となった。


 蘇寧金融研究院の付一夫上席研究員はこれについて昨日、証券日報のインタビューに応じた際に、中国の外資導入額の拡大が続いていることには、次の複数の要因があると指摘した。(1)高度経済成長により国民の所得水準が絶えず向上し、中国市場の限りなき潜在力を示している。(2)産業体制が整い、モデルチェンジとアップグレードが加速している。長年の発展により、産業の大半が整った産業チェーンを形成している。同時にインターネット技術の急発展により、中国の産業経済及びビジネスモデルが再構築された。これは外資にとって同じく大きな魅力を持つ。(3)政策のボーナスが続いている。中国のビジネス環境は近年引き続き改善されている。特に参入前内国民待遇+ネガティブリストの管理制度を実施し、世界基準に積極的に合わせ、金融開放と外商直接投資を拡大しており、そのいずれも外資導入の優位性を形成している。

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