産業構造の合理化と同時に、新業態も相次いで出現した。インターネット企業は、ネット音楽、動画コンテンツ、観光・旅行、生活サービス・公共サービスプラットフォームなどのイノベーションを推進。生産サービスプラットフォーム、生活サービスプラットフォーム、科学技術イノベーションプラットフォーム、公共サービスプラットフォームを提供する企業の第1四半期営業収入は、前年同期比24.8%増の329億1千万元に上った。
経済の新たな成長エネルギーも拡大している。第1四半期のハイテク製造業投資とハイテクサービス業投資はそれぞれ前年同期比11.4%増、19.3%増だった。製造業技術改造投資は16.9%増で、伸び率が全体平均を10.6ポイント上回った。
また、工業戦略性新興産業付加価値は6.7%増と、伸び率が工業企業(一定規模以上)平均を0.2ポイント上回った。モバイル通信基地局設備、都市軌道交通車両、新エネルギー自動車、太陽エネルギー電池の生産量はそれぞれ153.7%増、54.1%増、48.2%増、18.2%増となり、新製品と新技術が成長の新たな目玉となっている。
中国のビジネス環境の持続的な向上は、創業・イノベーションの意欲を高め、新技術、新産業、新業態を大きく発展させた。市場主体の活力を強化し、経済成長の動力を蓄積・増強することで、波のなかで帆を上げる中国経済という大きな船の運航を後押ししている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月13日