就業と物価について、4月の全国都市部調査失業率は5.0%に3月比で0.2ポイント下がり、就業優先の政策が効果を発揮した。1-4月の都市部新規就業者数は459万人と、通年目標の42%に達した。また、4月のCPI上昇率は2.5%で、緩やかな伸びを保っている。
市場マインドをみると、今年に入って中国政府が大規模な減税・費用引き下げ政策を実施し、こうした政策の効果により市場期待は持続的に改善している。なかでも、製造業PMIは2カ月連続で好不況の分かれ目となる50を上回り、生産経営活動期待指数は3カ月連続で56以上を保った。非製造業商務活動指数は比較的高い水準を保ち、4カ月連続で54以上となった。業務活動期待指数は60以上を保ち続けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月18日