米国による極限までの圧力は国際ルールへの挑戦

米国による極限までの圧力は国際ルールへの挑戦。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-05-20 14:24:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米国政府はこのところ頻繁に、敵対する国に極限まで圧力をかけている。イランやロシア、ベネズエラ、キューバなどへの制裁を強めているほか、中国や欧州連合(EU)、日本、インドなどにも追加関税を課すと脅しをかけている。米国は愚かにも、こうした覇権主義的、単独行動主義的な方法で相手国に理不尽な要求を突きつけ、屈するよう迫っている。

 

 各国の専門家らは新華社の取材に対し、「相手国に極限まで圧力をかける米国のやり方は、国際ルールに公然と挑戦し、世界の貿易システムと国際秩序を破壊するものであり、延いては一部の地域の平和と安定を脅かすものだ」と指摘した。

 

 米国のあらゆる行動に多くの国が反対姿勢を強めており、相手国から奪取するやり方で私利私欲を満たそうとしても、思惑通りになることはないだろう。相手国に極限まで圧力をかける米国のやり方は傲岸不遜だが、国益を死守しようとする国を脅かすことはできないだろう。米国が横暴な振る舞いを繰り返せば、道義にもとるとして多くの支持を失うことになる。国家のイメージダウンにつながり、悪の報いを受けることだろう。

 

 イラン・テヘラン大学のマランディ教授は、米国政府によるイラン核合意からの離脱と対イラン制裁の再開について、「国際秩序に対する公然たる挑戦であり、地域の平和と安定を脅かす典型的な例だ」と指摘した。

 

 「イラン核合意は多国間合意であり、国連安全保障理事会の承認を経たものだが、これを米国が一方的に離脱することは、国際社会との約束を公然と反故にし、自国の信用を失墜させるものだ。こうしたことから、イラン政府はこれまで再三にわたって「米国を信用してはならない」との見解を表明してきた。イランは断固として米国の圧力には屈しない。米国が制裁によってイランを窮地に追い込もうとも、イランの国民は一丸となってこの難局を乗り越えることは可能だ」

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