中国の国家郵政局によると、2019年4月の全国宅配便事業者の宅配便取扱個数は前年同月比31.1%増の49億2000万個、売上高は26.8%増の592億5000万元と、揃って2ケタ成長で推移した。
国家郵政局発展研究センター指数研究室の任劉江主任は、「中国の宅配便業界の市場規模は高水準で推移しており、近代的サービス業の牽引役の1つとなっている」と指摘。
1-4月の宅配便取扱個数は前年同期比24.8%増の170億7000万個に上り、同じ時期のサービス業生産指数の3倍を上回る高い伸びを達成、近代的サービス業界をリードするまでになったと指摘した。
その上で、「喜ばしいことに、宅配便業界は体が大きくなっただけでなく、筋肉もついた」と述べ、量と質の両面で向上が続いていると強調した。