5G時代到来 人工知能が中国の一般家庭に浸透

5G時代到来 人工知能が中国の一般家庭に浸透。5G時代がいよいよやってくる。人工知能はすでにSF作品から現実になっている…

タグ:人工知能

発信時間:2019-05-29 11:53:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 鄭葉来氏の考えでは、各種の音声アシスタントからスマートスピーカーまで、ロボット翻訳から顔認識決済まで、医療問診から住宅スマートコントロールまで、将来的に庶民の衣食住、商売、観光、ショッピング、娯楽といった日常生活の全てが人工知能に満たされる見通しだ。ただ、鄭葉来氏は、「普遍的恩恵の及ぶAI」の実現には技術、資源、人材の面で課題があり、データ量の増加やモデルの複雑化、計算過程の長時間化、計算資源の高騰などの問題があると指摘。「開発が難しく、使うコストも高い」と一言にまとめた。

 

 「革新的な科学技術となる人工知能には、チャンスと試練が共存する。人工知能は、単純で再現性のある職種の代替が可能だが、産業高度化に伴って新たな職種も出現している」。国際コンピューター学会知識発見専門委員会主席の裴健氏は、新たな科学技術革命と産業変化の進展に伴い、人工知能が新たな市場、機械、職種をつくり、伝統産業の発展モデルと構造を全面的に再構築していると話した。

 

 今後の見通しについて裴健氏は、既存企業からインターネット企業までが、ビッグデータと人工知能を通じて企業競争力の向上を目指すと予想。人工知能の核心的な価値は、効率的な予測を通じて不確定性をコントロールし、最終的に最も速く最も活力のある新興産業を発展させることと説明した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月29日


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