飲食業が好調 2018年全国飲食収入は4兆元突破

飲食業が好調 2018年全国飲食収入は4兆元突破。

タグ:飲食業 好調

発信時間:2019-06-02 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   新疆ウイグル自治区の「大盤鶏」(鶏肉の煮込み)で有名な飲食企業がこのほど、全国加盟スタイルをスタートさせた。これは、全国各地で本場の新疆名物料理が味わえることを意味する。同社は飲食業で発展して数十年になり、成熟したブランド運営経験と管理経験を有する。

 

 中国は世界最大の消費国で、特に飲食面で際立ち、飲食業の発展の見通しは良好で、チェーンレストランも増えている。参入条件が低いことから、多くの起業者が飲食業に進出し、競争も激化している。

 

 しかしその一方で、飲食のニーズが複雑に変化している。業界関係者は、飲食企業は自身の条件と環境をもとに、飲食市場の発展動向に合わせて適切なマーケティング方法をとってようやく発展できるとの見解を示す。

 

安定した急成長 市場規模が絶えず拡大

 

 「もう少し待ってみよう。もう1時間以上待ったのだから、もうすぐ順番が来るだろう」。5月24日夜8時、ウルムチ時代広場にある新疆料理で人気の店は行列ができていたが、多くの客が列に加わった。店主は、「オープン以来繁盛しており、週末には列ができ、入り口に待つ場所を設置した」と話した。

 

 記者はウルムチ市の多くの人気店でこのような行列を目にした。多くの実店舗が不景気な中、飲食業は安定した成長を維持している。関連データによると、今年1~4月の全国飲食収入は1兆3925億元で前年同期比9.3%増加、一定規模以上の飲食店の収入は2921億元で7.1%増加し、全国飲食収入が社会消費財小売総額に占める比率は10.8%に達した。

 

 ここ数年、飲食業は勢いのある発展を維持し、飲食市場の規模は拡大し続け、国内消費市場の主な原動力になっている。

 

 統計によると、2016年の中国の飲食収入は3兆5799億元で前年比10.8%増加。2017年は3兆9644億元で10.7%増、2018年は4兆元を突破し4兆2176億元に達し、前年比9.5%増だった。

 

 ウルムチ市で投資研究を行うある人物は、「飲食業への投資の見通しは良好で、利益率はそれほど高くないが、先行きに期待している」と話した。

 

 中国の飲食市場にはまだ大きな発展余地がある。中国調理協会は、今年の飲食業は合理的な発展区間にあり、安定した発展を維持し、経済の安定かつ健全な発展を促進する重要な役割を引き続き担うと予想している。また、インターネット、物流コールドチェーン技術に後押しされ、飲食企業は店舗販売+小売を通してオンラインとオフラインを結合させ、企業に新たな成長点がもたらされる。

 

 関連機関も、2019年の中国の飲食収入は4兆8620億元に達し、2023年には7兆元を突破し7兆1670億元に達し、2019年から2023年の年間複合成長率は約10.19%になると予想している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月2日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで