先ごろ開催された消費高度化活動現場会で中国商務部の責任者は、今年は都市消費の向上、農村消費の促進、サービス消費の拡大、流通方式の刷新、消費環境の合理化の重点任務5つに取り組み、消費の安定成長と質の高度化を図る方針を明らかにした。
「政府レベルでみると、消費高度化の実現にはあらゆる手段を講じて国民の所得を向上させ、消費能力を上げなければならない」。中国人民大学経済学院副院長の陳彦斌氏は、消費環境を一層改善することで、健康、教育、介護産業などのサービス消費市場参入を拡大するほか、社会全体の信用システム構築などを通じて、経済成長に対する消費の基盤作用を持続的に発揮させる必要があるとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月9日