米国政府が最近、各国との間で経済貿易摩擦を引き起こしている。各国の高官は、米国が貿易の棍棒を振るい一国主義を推進しているが、これは自他を損ね世界経済に悪影響を及ぼすと判断している。
ボスニア・ヘルツェゴビナ独立社会民主同盟のスヴィトザール・マルコ氏は、新華社からの書面インタビューに応じた際に、米国が経済貿易摩擦を意図的にエスカレートさせようとすれば、世界の経済成長が深刻な損失を被ると述べた。
「米国による対中経済貿易摩擦が両国の消費者及び企業に悪影響を及ぼしており、貿易の不確実性が商業行為に影響を及ぼし始めていることが分かる。また米国のこの措置は企業と金融市場の信頼を大きく損ね、米国及び国際企業の損失を生む」
米国がいわゆる「安全の脅威」を口実に中国ハイテク企業に圧力をかけていることについて、マルコ氏は「米国が説得力のある証拠を示さなければ、批判は憶測に過ぎない。中米両国が建設的な手段により貿易の食い違いを解消することを願う。貿易戦争に勝者はなく、平和的な解決策を早急に見つけるべきだ」