2018年の先進国の対外投資は5580億米ドルに40%の大幅減となった。発展途上国の対外投資は10%減の4170億米ドルだった。
世界的なFDIの減少について詹暁寧氏は、米国が2017年末に打ち出した税制改正で、米クロスボーダー企業が大量に留保する海外収益を2018年第1-2四半期に母国へ戻すことを促したことが、先進国の外資流入大国のFDIがマイナス成長になった主因と説明。また、主要な外資受入国が外資プロジェクト審査を強化し、大規模な外資プロジェクトの一部を排除したため、外資流入額も減少したとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月14日