米アトランティック・マンスリーは、「欧米が中国にいかに対処するかという問題について見方が分かれ始めたが、米国が対中貿易摩擦を仕掛けたことで食い違いが大きくなる可能性が高い。米カーネギー国際平和基金のエバン・ファイゲンバウム氏は、「米国政府で中国を脅威とする見方があることについて、多くの欧州人は同意できない」と述べた。
同紙は、「米国政府はかつて欧州の同盟国にアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加をボイコットするよう要求したが、失敗に終わった」と指摘。「米国政府がどこまでも中国に対抗するなら、欧州諸国は米国の態度に同意できず、必然的に欧米関係により多くの問題が発生することになる」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月17日