外商投資参入ネガティブリスト、予想を上回る大幅削減か

外商投資参入ネガティブリスト、予想を上回る大幅削減か。

タグ:中国投資

発信時間:2019-06-18 13:41:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の2019年版の「外商投資参入ネガティブリスト」が近く発表される見通しだ。「経済参考報」によると、中国国家発展改革委員会(発改委)や商務部などの政府部門が新版ネガティブリストの内容について集中的に調整や検討を進めており、発表の準備が大詰めを迎えている。業界関係者によると、近く発表されるネガティブリストは2018年版から大幅に削減され、多くの分野で規制緩和が期待される。


 「2019年版の外商投資参入ネガティブリストと外商投資奨励産業指導目録の改訂作業が進行中だ」。発改委の孟瑋報道官が17日の記者会見で、記者からの質問にこう答えた。


 孟瑋報道官はネガティブリストについて、「簡素化」がカギになるとし、削減のみを実施し、追加はしないと述べた。また、年内に外商投資参入ネガティブリスト以外の制限規定を全面的に撤廃し、市場参入をめぐる内資と外資の基準を一致させるとしている。


 近年、中国はネガティブリストの削減に一段と力を入れてきた。2013年に上海自由貿易区で実施した第1弾のネガティブリストには190項目の制限措置が盛り込まれていたが、現行の2018年版自由貿易区外資参入ネガティブリストに残っているのは45項目のみ、全国版ネガティブリストも残すところ48項目のみ。第1・2・3次産業の市場参入規制は全面的に緩和され、自動車・金融分野の対外開放に向けたロードマップとタイムテーブルも明確にされている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月18日




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