今年で4回目となる「中国消費財(ロシア)ブランド展」が18日、モスクワで開幕した。中国商務部の主催によるもので、前回に比べ、展示面積、出展企業数とも大幅な拡大・増加がみられた。
商務部外貿発展局の賈国勇副局長によると、展示面積は約1万6000平方メートルと前回に比べ33%拡大。広東省、浙江省、上海市、山東省、江蘇省、福建省、寧夏回族自治区、安徽省、湖北省などから330社が出展し、出展企業数は前回比で15%増加した。
賈副局長は、「中ロ両国の財界の努力のもと、貿易経済協力は質・水準ともに一段と向上した。昨年の中ロ両国の貿易額は過去最高となったが、今後とも幅広い分野での協力を進めていきたい」と述べた。
中国商務部は2016年から4年連続で同展示会をロシアで開催。展示会の規模は年々拡大、展示内容も多様化してきており、中国とロシア、周辺国が「一帯一路」の共同建設を進める上で重要な貿易投資の協力の場となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月19日