また、医療科学研究やデジタル技術などの分野も、今後の開放の重点となる。記者によると、新たなサービス業態の発展ニーズに対応するため、中国政府がサービス貿易分野の重要リストを見直しており、うちハイテクと健康医薬産業の開放が今回の調整の大きな目玉になる見通しだ。
見直し作業に参与した専門家は記者に対し、そのポイントについて、デジタル技術の発展がサービス業の開放分野に及ぼす新たな需要を重視すると共に、国の経済と国民の生活が本当に必要とする支援を強化することと説明。うち医薬研究開発では、試験製品の通関から技術者の招聘まで多項目にわたる円滑化措置が打ち出されるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月27日